WBC後もMLBで活躍し続けている大谷翔平選手。
常に最高のパフォーマンスを発揮するための肉体作りに余念がありません。
そんな大谷選手は、肉体を作るための『食事』にもとてもこだわりがあります。
今回は大谷選手の『食事』に注目し、メニューや栄養管理の方法を調べてみました。
Contents
大谷選手の最強の肉体をつくる食事メニュー
大谷選手はどこでどのような食事をとっているのでしょうか。
シーズン中、オフシーズン、そして試合の前後や外食などについても調べてみました。
シーズン中はクラブハウスのバイキング
エンゼルスのクラブハウスでは各国の多彩なメニューがバイキング形式で提供されています。シーズン中は3食とも食べられるようです。
好きな物を自分の気分に合わせて食べることができる環境ですが、大谷選手の食事の選び方はそうではありません。
野球専門メディア「Full-Count」MLB担当・小谷真弥氏が語る。
「クラブハウスのメニューは豊富ですが、遠征地で実際に選手のプレートを見るとチキンやステーキなど肉が中心で、そこは“やはりアメリカだな”と感じます。大谷選手は日本時代から独自に受けてきた食事指導をもとに、数あるビュッフェのメニューから栄養を計算し取捨選択して食べています」
引用:NEWSポストセブン
特にタンパク質の摂取量には気を付けていて、1日に60gを必ず摂るようにしているそうです。
食材は、豚ヒレ肉や鶏胸肉、鶏ささみ、魚介類など、脂質が少ないものを選んで食べているのだとか。
バイキングとなると、つい自分の好きな物ばかりを食べてしまいそうですよね。
自分の欲求を抑えて徹底した管理ができる大谷選手、さすがです!!
シーズンオフは何と自炊!メニューも自分で
2018年MLBへの移籍から初めての一人暮らしをスタートさせた大谷選手。
シーズンオフの時は、管理栄養士の大前恵さんから栄養指導を受けながら3食とも自炊をしているそうです。
「管理栄養士から調理法を教えてもらい、もともと大好物だったオムレツを“ふわとろ”に作る技も伝授され、以来、毎朝食べていたそうです。ほかにも、朝食にサーモンマリネ、夕食にガーリックシュリンプなどバリエーションも豊富で、ご飯も白米や玄米を鍋で炊いていたそうです」
「最近の得意料理は、ブルーノのホットプレートで作るパエリアだそうです。」
引用:NEWSポストセブン
自炊では、ご飯にプラスして肉やホタテ、魚介系などのタンパク質をメインで摂取できるよう心がけているそうです。
すごく自炊レベルが高いですね!メニューも豊富でバランスが考えられているなと思いました。
鋼の肉体を作り上げるため、メニューや栄養素も考えながら3食の自炊を頑張る大谷選手。本当にすごいとしか言いようがありませんね!
試合前後には寿司屋の海鮮弁当をデリバリー
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(引用:鮨処 古都インスタグラム)
大谷選手は、ロサンゼルスにある寿司屋『鮨処 古都』へ食事のデリバリーを依頼していたこともあるそうです。
注文していたメニューは、「海鮮丼」や「とろろそば」など様々。大谷選手のお気に入りは「アナゴ丼」だったのだとか。
なぜ『鮨処 古都』へ食事を依頼することになったのかというと、通訳の水原一平さんがこのお店で働いていたことがあったからだそうです。
大将の松木保雄さんによると、以下のようにメニューを考えているとのことです。
「マグロやサーモン、いくらやウニなどの寿司ネタを、大谷さんの身体のコンディションを考えて詰め合わせています。昨夏、ホームランのペースが落ちたときは大トロに生ホタテ、ハマチにブルークラブを盛り合わせた特製丼を差し入れました。通訳を務める水原(一平・37)さんから注文が入るのですが、去年は夏バテ防止に『肉料理を1品入れてくれ』といったリクエストが入ったこともありました。今シーズンはいまのところ、特別なオーダーはないですね。
試合前の弁当は『粘り強くプレーしてほしい』という思いを込めて納豆やメカブなど粘り気の多い食材も入れます。試合後の弁当は、疲れを取るために生ワカメやクラゲの酢の物を入れることが多いですね。量は大体普通の成人男性の1.5人前くらいでしょうか」
年明け、大谷さんが来店されて『いつも美味しい料理をありがとうございます。今年もお願いします』と挨拶してくださいました。嬉しかったですね」
引用:FRIDAY DIGITAL
体のコンディションだけでなく成績まで見てメニューや食材を考えてくれているんですね!
大谷選手が信頼して食事の提供を依頼するのも納得です。
また、この『鮨処 古都』には、「OHTANI DON」という大谷選手の応援メニューがあります。
(引用:ロサンゼルスタウン)
わさびが野球ボールの形をしていてかわいいですね!
『鮨処 古都』は18時には満席になってしまう人気店なんだとか。
大谷選手の活躍は、味も栄養素も最高級の『鮨処 古都』の海鮮丼が支えていたことがわかりました。
外食はする?甘いものやお酒は?
大谷選手の大好物は焼肉とお寿司です。
ただ、外食はほとんどしないのだとか。
WBC前の帰国時に行った外食の回数は、3ヶ月でたったの4回ほど。
また、お酒についても下記の通り、ほとんど口にしないようです。
「気の置けない相手との食事でも、お酒を飲むことはほとんどありません。エンゼルスのチームメートに誘われても、最初のビールを一杯飲むかどうか。WBCの優勝決定後、シャンパンファイトで大はしゃぎしていましたが、決してお酒が飲めないわけではないし、おいしいとも感じるそうですが、野球の上達を目指す上でお酒の必要性を感じないため飲まないようです」(引用:NEWSポストセブン)
大谷選手にとって、自身の体に入る物はすべて野球のパフォーマンスにつながるもの。
自分にとって必要な物かどうかを常に考えて選別しているのですね!
また、大谷選手は実は甘党と言われています。
大好物はクレープ。チョコレートやあんこもお好きなのだとか。
WBCが行われた3月には、大谷選手が高校時代によく食べていた「チョコバナナクレープ」が、大谷選手の地元で復活販売され、連日完売という大盛況だったようです。
(引用:岩手めんこいテレビ)
また、スポーツニッポン新聞の記者 柳原氏が差し入れしたポテトチップス「じゃがボルダ」については、
後日に水原一平通訳が「人生で食べたポテトチップスで一番おいしかったらしいです」と大谷からの伝言を届けてくれた。(引用:集英社オンライン)
と、最高の反応だったようです。
大谷選手にとっての「人生ナンバーワンのポテトチップス」、どんなお味かとても気になりますね!
ただ、甘いものやお菓子類も、摂りすぎないよう「自分と戦っている」のだそうです。
大谷選手のスゴすぎる栄養管理方法
管理栄養士からのアドバイス+栄養学を独学
(引用:スポーツ報知)
前述のとおり、大谷選手の栄養サポートは株式会社明治の管理栄養士である大前恵さんが行っています。
MLBでの初めてのキャンプでは、大前さんが1ヶ月分のメニューを作り置き。さらに大谷選手に自炊メニューも教えたそうです。
ただ大谷選手のすごい所は、管理栄養士にすべてを任せるのではなく、「自ら栄養学を学び、学んだことを自分の体で実践。そこから最善の栄養摂取方法を決めていく」ということです。
「大谷選手は常に体や食事のことを考えて、本もよく読んでいて勉強しています。栄養に関しては、もうこれ以上はできないというくらい努力しているのではないですか」と大前さん。
(引用:スポーツ報知)
大谷選手は高校時代から食事のとり方や栄養に気を付けながら過ごしてきました。
この努力の積み重ねが、二刀流という最強の武器を持ったメジャーリーガーをつくり上げたのですね!
血液検査で食材との相性をチェック
大谷選手は自分に合う食材・合わない食材の判別のため、血液検査を行いました。
この検査は「脂肪になりやすい食材」や「効率よくエネルギー変換できる食材」が分かるというものだそうです。
検査の結果、卵が合わないことがわかり、朝食のオムレツをやめることにしたのだとか。
ただ、卵を完全に摂らないことにしたのではなく計算しながら取り入れているようです。
WBCの時はゆで卵を毎回3つ食べていたと言われています。
食事をとる時間も重要
大谷選手は、いつどのような食事をとるのかも徹底的に計算しているそうです。
前述の『鮨処 古都』の松木保雄さんによると、配達時間も以下のように指定されていたようです。
「投げない日、投げる日で(試合の)何時間前というふうに指定されて、持っていきました」。ピッチャーとして登板する日は試合の3時間前に配達。登板しない日は2時間前。役割によって時間が違っていたという。
(引用:日テレNEWS)
また、サプリメントやタンパク質も、体を回復させるために試合後すぐ摂るように徹底しているのだとか。
どのタイミングで何の栄養素を摂るのが最適かまで計算し尽しているところが、プロ意識の高さの現れだなと感じました。
大谷選手にとって食事とは?
大谷選手の食事のメニューから栄養管理の方法までをまとめてみて、ストイックな食生活が明らかになりました。
大谷選手にとって食事は「強靭な体をつくるための栄養補給」と言えるのではないでしょうか。
意識高く継続してきたこの努力が、今後の大谷選手の活躍をさらに後押ししてくれるでしょう!
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